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【熊本市・菊池郡】冬の結露が原因の工場屋根トラブル|板金工事で解決する方法

【熊本市・菊池郡】冬の結露が原因の工場屋根トラブル サムネイル

冬になると工場の天井から水滴が落ちてくる、製品が濡れてしまうといったトラブルはありませんか。これは雨漏りではなく、結露が原因かもしれません。熊本市や菊池郡の工場では、冬の寒暖差によって屋根の結露が発生しやすく、設備の故障や製品の品質低下につながる深刻な問題となっています。この記事では、冬の結露が工場屋根に与える影響と、板金工事による効果的な解決方法をご紹介します。

熊本県菊池郡に拠点を構える株式会社飛田板金は、2000年の創業以来、熊本市東区や阿蘇市、合志市など県内を中心に工場・倉庫・畜舎の屋根工事・屋根修理を手がけております。

冬に工場で結露が発生する理由

窓の結露_水滴

結露が発生するメカニズム

結露とは、空気中に含まれる水蒸気が冷えて水滴に変わる現象です。空気には温度によって保持できる水蒸気量に限界があり、温度が下がると水蒸気を保持できなくなり、余った水分が水滴として現れます。工場では、室内の暖かく湿った空気が冷たい屋根材に触れることで、屋根の裏側に結露が発生します。特に金属屋根は熱伝導率が高いため、外気温の影響を受けやすく、結露が発生しやすい構造となっています。

工場で結露が発生しやすい3つの原因

工場や倉庫は一般的な建物と比べて結露が発生しやすい環境にあります。主な原因として、天井が高いことで上部に暖かい空気がたまり温度差が生まれやすい点、換気が不十分で湿気がこもりやすい点、そして断熱性が低い建物が多い点が挙げられます。冬場にストーブなどの暖房器具を使用すると、水蒸気を含んだ暖かい空気が天井付近に上昇し、冷たい屋根材で冷やされて大量の結露が発生します。食品工場や畜舎など水を多く使用する施設では、さらに湿度が高くなるため結露リスクが高まります。

結露による工場屋根のトラブル事例

設備機械への悪影響

結露による水滴が天井から落下すると、工場内の精密機械や電気設備に深刻なダメージを与えます。基板への水分浸入による漏電や機械の停止、錆の発生による設備の劣化など、生産ラインの停止につながる重大なトラブルが発生する可能性があります。特に電子機器を扱う工場では、結露対策は事業継続のために不可欠な要素となります。

製品・保管物の品質低下

段ボールや紙製品、食品などを扱う工場では、結露による水滴で製品が濡れてしまい、品質低下や商品価値の損失につながります。カビの発生や悪臭の原因にもなり、衛生管理が求められる施設では深刻な問題となります。また、結露によって湿度が高まることで保管環境が悪化し、製品の劣化スピードが早まるケースも見られます。

建物構造の劣化

結露による水分が木材に浸透すると、カビが発生し徐々に木材が腐食していきます。屋根を支える構造部材の腐食が進むと、建物全体の耐久性が低下し、最悪の場合は大規模な改修工事が必要になります。また、金属部分の錆や腐食も進行し、長期的なメンテナンスコストの増加につながります。

熊本市・菊池郡の冬季特性と結露リスク

冬 氷柱

熊本市の冬の気候データ

熊本市の冬は、1月が最も寒く最高気温で10℃前後、最低気温は1℃ほどとなり、しばしば氷点下になることもあります。熊本地方は平野部からなり、夏は暑く冬は冷え込む日があるなど年間を通して寒暖の差が大きい地域です。この寒暖差が結露発生の大きな要因となります。

結露が発生しやすい時期

熊本市・菊池郡エリアでは、12月から3月にかけての冬季に結露が最も発生しやすくなります。特に朝方の冷え込みが厳しい日や、暖房を使用した翌朝に結露が顕著に現れます。外気温と室温の差が大きいほど結露は発生しやすく、冬場に暖房器具の設定温度を上げすぎると結露リスクがさらに高まります。工場では早朝の始業時に天井から水滴が落ちるトラブルが多く報告されています。
「参照:熊本地方気象台」

板金工事による効果的な結露対策

ペフ(断熱材)による結露防止

ペフとはポリオレフィンフォームという素材でできた厚さ1mm程度の断熱材で、屋根材の裏側に貼り付けることで結露を抑制します。ペフは高い断熱性、非吸水性、軽量性を持ち、屋根の形状にフィットして温度差を軽減することで結露の発生を防ぎます。当社では屋根材にペフを貼り付けることで、結露による水滴落下を効果的に防止しています。ペフの寿命は設置環境により異なりますが、一般的に10年程度とされています。

ポイント

ペフは結露防止に大変効果的ですが、経年劣化により剥がれることがあります。ペフが剥がれてきた場合は、結露防止塗料による塗装で対応することも可能です。

遮熱断熱材の導入

当社では遮熱断熱材の導入により、夏の暑さ対策と冬の結露対策を同時に行うことができます。厚みのある屋根材を使用し、コンマ5以上の厚みのある屋根材で耐久性を高めるとともに、断熱性能を向上させます。遮熱断熱材は屋根や壁面が外気温の影響を受けにくくなり、温度の低下を抑制できるため、結露も発生しにくくなります。塗装本来の役割として屋根を保護する効果もあり、結露対策とメンテナンスを同時に行うことができます。

結露防止塗料による対策

結露防止塗料は、吸水能力の高い塗料を屋根の裏側に施工する方法です。結露が発生しても塗膜が即座に結露水を吸収するため、水滴の付着や落下を防ぐことができます。ペフが劣化して剥がれた場合や、新設工場で結露対策を後付けする場合に有効な方法です。ただし、結露が発生する時期には塗装できないため、施工は結露がなくなる5月頃から結露が発生する前の9月頃までの期間に行う必要があります。

結露対策工事の費用相場と工事期間

結露対策工事の費用は、建物の規模や選択する工法によって異なります。100坪程度の工場でペフを採用する場合、10万円から15万円程度のコストアップとなります。屋根面積が大きいほど単価は安くなる傾向があります。結露防止塗料による塗装の場合も同程度の費用が見込まれます。

工事内容
費用相場(100坪程度)
工事期間
ペフ付き屋根材への交換
10万円~15万円
3~5日
結露防止塗料による塗装
10万円~20万円
2~4日(乾燥期間含む)
遮熱断熱材の導入
15万円~30万円
3~7日

工事期間は工場の稼働状況に合わせたスケジュール設定が可能です。部品の搬入場所・搬入時間・足場の設置など綿密な工事計画を立案し、生産活動への影響を最小限に抑えます。

飛田板金の結露対策工事の特徴

創業24年以上の実績と技術力

株式会社飛田板金は2000年の創業以来、熊本県内の工場・倉庫・畜舎の屋根工事を数多く手がけてまいりました。代表の飛田誠は1997年から板金職人として活動し、建築板金技能士の資格を保有しております。豊富な経験を活かし建築構造を把握した上で、結露の発生箇所を正確に特定し、最適な対策をご提案いたします。板金技能士による確実な建物診断で、長期的な視点での結露対策を実現します。

屋根工事をする飛田板金のスタッフ

自社施工による適正価格

当社は自社施工で行っており、余計な中間マージンがかからないため適正な価格でご案内することができます。お客様目線の施工を心がけ、柔軟な対応で寄り添います。工場の運用状況や予算に応じて、ペフの貼り付け、遮熱断熱材の導入、結露防止塗料の施工など、複数の選択肢から最適な方法をご提案いたします。アフターフォローやメンテナンスにも対応しており、板金工事の専門家として末永くサポートいたします。

まとめ

冬の結露は工場にとって深刻なトラブルの原因となりますが、適切な板金工事によって効果的に解決することができます。熊本市・菊池郡エリアでは12月から3月にかけて結露が発生しやすく、早めの対策が重要です。ペフの貼り付け、遮熱断熱材の導入、結露防止塗料など複数の対策方法があり、建物の状態や予算に応じて最適な方法を選択できます。株式会社飛田板金では、創業24年以上の実績と建築板金技能士の技術力で、工場の結露トラブルを解決いたします。結露でお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

執筆者プロフィール

株式会社飛田板金 代表取締役
建築板金技能士
1997年から板金職人としてのキャリアをスタート。2000年に株式会社飛田板金を創業し、熊本県菊池郡を拠点に24年以上にわたり工場・倉庫・畜舎の屋根工事・板金工事を手がける。建築板金技能士の資格を活かし、結露対策をはじめとする工場の屋根トラブル解決に豊富な実績を持つ。

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株式会社飛田板金
〒869-1102 熊本県菊池郡菊陽町原水5430
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